俺は、奈津美に椅子にされていた。
授業の最中だった。
教師が黒板に板書するときの、チョークの音が、俺の耳にも聞こえてきていた。
そんな中で、俺は、丸裸に剥かれ、奈津美の椅子として苦痛を味わっていた。
俺の胴体は、奈津美のスカートから伸びる生脚に挟み込まれている。
まるで、馬に乗馬するような格好で、俺という椅子に座る奈津美。
後ろ向きにされているので、ちょうど俺の尻が黒板の方を向き、俺の頭部が奈津美の後ろの席の方向に向いているという格好だった。
横にではなく、俺の体を縦にして椅子にするのは、ひとえに俺の体に跨るためだ。
跨って、俺の胴体を両足で挟み込む。
結果、いつなんどきでも、奈津美は俺にお仕置きをすることができるようになっていた。
奈津美の気まぐれで、いつでも俺の胴体は、その艶かしい太ももに挟み込まれ、潰される。
今はまだ力はこもっていない。
ただ、二つの柔らかい生脚が、俺の胴体を挟み込んでいるだけだ。
しかし、いつなんどき、それが凶器に変わるか分からない。
授業中、俺は生きた心地がしなかった。
「・・・・・うう」
「・・・・っく・・・・・」
「・・・・・・・ううぅ」
教室中からうめき声が聞こえてきていた。
椅子にされているのは俺だけではないのだ。
教室中の男子全員が、女の子の椅子にされていた。
皆が皆、丸裸にされ、美しい女の子の尻に潰されている。
俺の眼前には、奈津美の後ろの席が見えるのだが、そこに座る女の子は、二人の男子を椅子にして座っていた。
何を隠そう、その女の子とは、小学校の時に面識のある千早だった。
彼女は、長くて色気たっぷりの脚を堂々と組んで、黒板を凝視しているようだった。
なぜ、こんな調教を受けることになったのか、うまく思い出せない。
確か、なにかの連帯責任なのだ。
クラスの男子が何かヘマをやり、今日一日、女の子の椅子として過ごすことになった。
だけど、理由なんてどうでもいいのだ。
重要なことは、今こうして、強制的に女の子の椅子にされているということだった。
幼馴染の・・・・・・奈津美の椅子にされているということだった。
「・・・・・・く」
奈津美の重さに耐え切れず、俺は思わず声を漏らしてしまった。
ずっしりと重い、奈津美の体重が、柔らかいお尻の感触ごしに伝わってくる。
腕とヒザが限界で、俺は禁じられているうめき声をあげてしまったのだった。
「・・・・・・・・・・・」
奈津美は黙ったまま、両足に少しだけ力をこめた。
俺の胴体に、ゆっくりと奈津美の両足が食い込む。
奈津美は、授業に集中しているままである。
その状態で、彼女は俺に、おし置きをするために、少しだけ脚に力をこめたのだ。
うめき声をあげればあげるほど、両足の力は増す。
少しだけ息苦しくなり、じかに感じる奈津美の太ももの感触に恐怖を感じる。
この美しい脚は、いつでも俺の命を刈り取ってしまえる凶器なのだ。
そのことをしっかりと身に刻んで、俺は奈津美の椅子としての任務を果たしていった。
くいっ。
と、そのとき、後ろの席の千早が、その長い脚を俺の眼前へと伸ばしてきた。
いつの間にか、その足には、上履きもソックスもつけられていなかった。
綺麗な形をした足の指が見える。
それが、俺の口元にまで伸びてきていた。
(・・・・・え?)
俺は疑問に思い、なんとか首を上にあげ、千早の顔を見上げた。
彼女は、俺のことを満面の笑みで迎えた。
そして、くいくいと、足の指をいそぎんちゃくのように蠢かして見せた。
千早が何をさせようとしているのか、今まで苛烈な調教を受けてきた俺にはすぐに分かった。
「・・・・・・・ペロ」
おずおずと舌をだし、千早の足をじかに舐めていく。
指の間まで丹念に舐め、清める。
千早はくすぐったそうに笑った。
「・・・・・・・奈津美ちゃんにバレないようにしてくださいね」
俺にだけ聞こえるような小声で千早が言う。
俺がコクンと頷くと、彼女はそのまま、足の親指と人差し指をつかって、俺の舌を挟み込んできた。
そして、ぐいぐいと引っ張り、蹂躙する。
舌が口内からでて、嬲りものにされた。
「・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・悲鳴をあげなかったようですね、やっぱり優秀です」
にっこり笑いながら小声で囁く千早。
そのまま、彼女は俺のことを虐めていった。
指先を強引に口内に突っ込んだり、
とにかく徹底的に舐めさせる。
千早に、こんなにもサディスティックな一面があるとは、小学生のときには想像もつかなかったのに……。
俺は、上品そうに笑う千早の大人びた表情を見上げながら、絶望にかられた。
「・・・・・・ふふふ、ご褒美ですよ」
言うと、彼女はもう一本の足を伸ばして、俺の乳首を嬲りはじめた。
丸裸にされた俺の胸板を、美しい千早の脚が這い回っていく。
足の指先、爪をつかって、俺の乳首を愛撫する。
その間、千早のもう一本の足は、俺の口内を犯したままだった。
その二極相反に、俺はたまらずに、うめき声をあげてしまった。
「・・・・・・ううう」
「・・・・・・・・・」
俺の背中に跨っている幼馴染が、沈黙しながらも溜息をつくのが分かった。
違う、俺のせいじゃない。
そんな言い訳を言うヒマを与えずに、奈津美は一旦腰を浮かせ、すぐさま、俺の頭部を包み込むようにして跨った。
俺の頭が、奈津美の育ちきった生脚に挟み込まれている。
スカートの中だった。
俺の後頭部には、スカートごしにではなく、薄い布地の下着ごしに、奈津美の桃尻が押し当てられている。
そして、奈津美は中腰になって、空気椅子のような格好になると、いきなり……
「・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・いっぎゃあ!」
両足を勢いよく閉じた。
バチン! と、妖艶な太ももと太ももが閉じられて、俺の頭部を挟み込んだ。
その肉厚な太ももは、俺の顔面までも埋もれさせるのに十分だった。
俺の後頭部を桃尻が押さえつけ、
俺の顔面までもが、奈津美の太ももで埋もれてしまう。
俺の体は、奈津美のスカートの中にすっぽり入ってしまっているようだった。
暗い視界の中で、後頭部にあたるお尻の感触と、艶かしい太ももの感触とが、俺に激痛を与えていた。
頭蓋骨がかち割れてしまいそうなほどの怪力。
女の子の柔らかい部位が、一瞬にして凶器に変わった瞬間だった。
「・・・・・・ぃ・・・ぃぁ」
なんとか声が漏れないように堪える。
授業中、くぐもって、教師の板書と、その解説の声が聞こえてくる。
それをノートに書き取る女の子たちの挙動と、
それとは正反対に、女の子に椅子にされ、調教を受ける男子の惨めな姿。
俺は、奈津美に激痛を与えられながら、そんな境遇になってしまった自分の立場を感じていた。
しかし、俺個人には、まだ希望があった。
こんなにも激烈な調教を受けながらも、俺にはまだ、将来の希望があったのである。
それは、水泳だった。
水泳ならば、奈津美にだって負けない。
なんといっても、奈津美は、かなずちなのだ。
小学校時代、日々練習に励んできた水泳ならば、俺は負けるはずがない。
そんな小さな希望にすがりつきながら、俺は永遠に、奈津美の椅子として苦痛を甘受するだけなのだった。
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