ゆっくりと、小百合の手が動いていく。

 右手で俺の牡槍を握り、それをすりあげていく小百合。

 背中には相変わらず、大きな胸がある。

 実の妹に後ろから抱きしめられ、拘束されながら、俺は少しづつ生まれてくる快感に、困惑していた。


「さ、小百合さまああ!! それだけは……それだけはやめてえええ!!」

「え? 気持ちよくないの、お兄ちゃん。変だな、こうすれば、クラスの男子はみんな悦ぶんだけど」


 そういう問題ではない。

 確かに、俺は小百合の行為に快感を感じている。

 しかし問題は、その行為を行っているのが、俺の実の妹だということだ。

 倫理的な部分……それに、男として残っているプライドの部分が、この小百合の手コキに屈服してはならないと、そういってくる。

 しかし―――


「あ……ぅぅ…ひゅ……アアア……」

「なんだ、お兄ちゃん、ちゃんと感じてるじゃん。でも、まだまだこれからだよ? 今からもっと気持ちよくなっちゃうんだからっ!」


 言うと、小百合の手の動きは今までの比ではないように激しさを増した。

 上下に勢いよく動き、カリの部分が絶妙な加減をもって愛撫される。

 牡槍の先から、我慢汁が段々とでてくる。

 俺は、小百合の柔らかい身体を全身で感じながら、その腰のあたりに顕現する快感に身を任せそうになるのだが、


「ダ、ダメだ、やっぱり……さ、小百合さま……兄妹でこんなことしたら、やっぱりダメだよ!」

「んー、お兄ちゃんひょっとして、妹にこんなことされるのが恥ずかしいの? 気持ちよくてたまらなくなってるくせに」

「そういう問題じゃない!! 兄妹でこんなことするのは、許されてないって俺は言って……ゥゥ…あ……」

「ほら、お兄ちゃん、口ではそう言っても、すっごく感じちゃってるじゃん。そんなこと言うのは、イクの我慢してからにしてよね。そうだな〜、じゃあ、5分間、射精我慢したら、もうこういうことやめてあげるよ。これから先もしないであげる」

「―――え?」

「えへへへ、お兄ちゃんは何分もつのかな〜」


 何かの玩具で遊ぶかのように、無邪気な声色で言った小百合は、尚のこと愛撫することをやめない。

 後ろから俺のことを羽交い絞めにして、強制的に射精させようとする。

 我慢汁をローション代わりにして、ヌメヌメとした感触が俺の全体に伝わる。

 その技量は、自分でやるのとはまったく別次元の快感をもたらして、俺は喘ぎ声を我慢することができずに、処女のような声を漏らすしかなかった。


 ブシシィィっっ!! シコしこジュジュジュ……

 ジュボじゅじゅじゅッッ!! ジュゴジュジュ!!

 ジュじゅジュッ!! ぶしゅじゅこゴゴっ!!


「あひぃ…ひゃ……ァァ…あへィ…あひゃあああ」

「あははは、声漏れちゃってるね? どうしたのお兄ちゃん、兄妹でこんなことしたらいけないんじゃなかったの? それなのに感じちゃうなんて、おかしいよね」


 耳元に小百合の吐息がかかり、くすぐったいような気分になる。

 しかも、小百合の手コキは、まるで玄人じみた技量をもって、俺の牡槍を責めたてていた。

 カリから竿の根元までを、絶妙な加減をもって上下する小百合の右手。

 小百合の手は大きくて、俺のモノを握ると、まるで挿入しているかのような肉圧感があった。


「ア……んん…ひゃハぁ……ひゅふううゥゥ……」


 ……う、うますぎる。

 なんで小学生の女子が、こんなにうまいんだ……

 ガクガクと、あまりの快感にヒザが笑ってくる。

 力が抜けて、座り込みそうになるのを、小百合に後ろから抱きしめられて支えられる。

 自分の力だけでは立っていられず、小百合によりかかるようにして、後ろから拘束される。

 快感に酔い、もはや小百合の行為をとめようなんて考えが起こらなくなってくる。

 ……き、気持ちいいい。

 ダ、ダメだ。

 もう、我慢なんて……


「あは、お兄ちゃんの、さっきからビクンビクンって跳ねてるよ? すっごく大きくなってきちゃってるし……えへへへ、気持ちい?」

「さ、さゆりいいいいい」

「あ〜あ、さっきまで『兄妹でこんなことしたらダメだ〜』なんて言ってた人とは思えない痴態だね。ほらほら、もっとスゴクしてあげるから、もっともっと感じてね」


 言うと、小百合の手の動きがさらに勢いを増した。

 そして、もう俺が抵抗しないと考えたのか、俺の両腕を掴んでいた小百合の左手が離れ、俺の玉の部分にあてられた。

 そして、サワサワと、触れるか触れないかの微妙なタッチをもって、タマの部分を愛撫してくる。

 その未知の快感に、俺の体はビクンとばかりに跳ねた。

 小百合の右手は、尚のこと俺の肉棒をシゴくのをやめない。

 ブシュン!! ジュジュジュ!! と、我慢汁をローションにして、小百合の右手が激しく上下する。

 ……お、犯されてる。

 今の自分は、実の妹に逆レイプされているも同じだ。

 圧倒的な体格差をもって、性行為に従事する実の妹。

 俺はその行為に、身も心を犯されて、小百合の手ほどきを甘受するしかなかった。


「えへへへ、お兄ちゃんの目、もうトロンってしてきたよ。そんなに気持ちいの?」

「…アヘ……ァァぅぅ…ひゃアアぁぁ!!」

「えへへへ、そんなに喘ぎ声だしちゃみっともないよ? まったく……今のお兄ちゃんの姿、うちのクラスの男子とそっくりだね。いつもは生意気なのに、少し愛撫するだけで従順になっちゃうんだから」

「あひゃああ!! さゆりいいいい!!」

「ふふふ、体中の力が抜けちゃったみたいだね。お兄ちゃん、今、すごいエッチな顔してるよ? ほら、我慢なんてしないで、早くイっちゃいなさいっ!!」


 もう、俺の頭の中には、小百合の言葉は入ってこなかった。

 ……イ、イク。

 もう、我慢なんて……

 実の妹に、犯されて……手コキで……

 い、逝っちゃうううううう!!


「小百合いいいいい!!」


 ドビュどぴゅビュううッ!!

 びゅビュッびゅどビュぴゅうううっ!!


 頭が焼きそうになるほどの快感とともに、白い液体が大量に放出されていく。

 目が焦点を結ぶことができず、目の前が変にぼやけてみえる。

 もう俺の兄としての尊厳やら人間として踏み越えてはいけない部分やらが、完全になくなってしまった。

 それでも悲しいかな。俺は、今までに経験したことのない快感で、まるで夢心地の気分だった。

 妹に手コキで強制射精させられたというのに、心とは裏腹に、体は心地のよい陶酔感に満ちている。

 その、雄として抗いようのない欲求。

 情けないと思いながら、しかしもっとこの状況を味わっていたいと願っている下半身。

 後ろから妹に抱きしめられながら、俺は、顔をうつむかせて、うなだれるしかなかった。


「えへへ、いっぱいイったね、お兄ちゃん。ほら、こんなにでたんだよ?」

「……ぁ……んん……」

「なに? お兄ちゃん、手コキだけで堕ちちゃったの? 目トロンってなってるし……えへへ、そんなに気持ちよかった?」


 ぎゅうううう、と俺のことを抱きしめてくる小百合。

 小百合の甘い芳香。

 大きな胸が背中で潰れ、ますます陶酔感がつのる。

 しかし、妹が、このまま俺のことを悦ばせてばかりでいるはずがなかったのだ。

 小百合は、俺の肩に顎を乗せて(それだけ身長差がある)、耳元で囁くように……


「う〜ん、でも小百合、やっぱりこういうのより、お兄ちゃんのこと虐めるほうが好きかな」

「さ、さゆりひゃま?」

「手コキで強制射精とかも面白いんだけど……うん、やっぱりこっちだよね!」


 元気よくそう言う。

 純粋無垢な小学生を思わせる可愛らしい声。

 しかし、小百合が次に行ったことは、小学生の女の子がするには、あまりにも残虐すぎた。


「えい」


 押し倒される。

 まったく力をいれてないように思えるのに、ただチョンと押されただけで、俺の体は無様に地面へと転がった。

 仰向けの状態で、犬や猫が腹を見せる服従のポーズのような格好。

 頭上には、仁王立ちで、ニコニコと笑いながら俺のことを見下ろす小百合の姿がある。

 妹に見下ろされる。

 絶対的優位にたっている実の妹に、なすすべもなく見下ろされている。

 腰に手をあて、その成熟しきった肢体をおしげもなく見せつけてくる。

 ムッチリとした太もも。俺の胴体ほどあるのではないかと思えるような、大蛇のようなその両脚が、スカートから伸びている。

 そのスカートの中身は、今では丸見えだ。

 地面に這い蹲っているせいで、実の妹の下半身をその眼におさめることができる。

 しかし、俺にパンツを見られてもなんとも思っていないのか、小百合はニコニコと笑いながら俺のことを見下ろしてくるだけである。

 俺を男として見ていないのか……。

 俺を兄として見ていないのか……。

 ただの玩具として……遊び相手である玩具としてしか俺は見られていないのか……


「ちょっと痛いかもしれないけど、頑張ってねお兄ちゃん」


 大人びた風貌で、しかし小学生らしい無邪気さをもった小百合。

 実の妹が、「よいしょ」という可愛らしいかけ声とともに、俺をまたぐようにして仁王立ちになる。

 股を開き、俺の胴体をまたいで、立ちふさがる。

 小百合の影が俺の体を覆い尽くす。

 遙か高いところに小百合の顔がある。

 その高いところから、小百合はニコニコと俺のことを見下ろし続けて……


「えへへ、じゃあ、お尻で虐めてあげるからね」


 本当に楽しそうに、元気溌剌といった感じに言う妹。

 何をされるか分からないという恐怖が、俺の体をビクビクと震わせる。

 そんな怯える俺の顔は、小百合の心を満足させるのか、その顔がさらに嬉しそうなものにかわる。

 辛抱たまらんといった感じの様子。

 小百合はたっぷりと怯える俺の顔を観察し終えると……



「えいっ!」


 かけ声とともに、小百合は豪快にジャンプした。

 体をたたみ、俺の体へと落ちてくる大迫力の小百合の体。

 そのまま、小百合の巨尻が俺の腹に突き刺さった。

 小百合の、ヒップドロップだった。


「っぐぎゃあギャギャあああああッッ!!」



(続く)