ドピュ、ピュ、
「はい。43回目ですよ、サイトさん」
「カハ、あ、ぁぁあ」
あれから4時間。
シエスタは宣言どおりに、後ろからサイトの首を絞めながら足コキを続けていた。
サイトの顔はもうぐちょぐちょに汚れて、目は白目をむいたままだった。
口からは際限なく泡が吹き出し、涙がとめどなく溢れている。
グジュ、ズジュ、ズチョ。
シエスタの足コキは続く。
4時間もサイトを嬲り続けているというのに、まだ体には余裕があるらしく、うっとりとした表情でサイトのことをみつめている。
「ふふふ、もう服の上からなのに、サイトさんの精液が足に染みいっちゃってますよ。男の人は大変ですね。精液がでないのにイキ続けちゃうんですから」
嬉しそうに笑うシエスタ。
もうここまでしてしまえばサイトは自分に逆らえないことが分かっていても、シエスタはサイトを虐めることをやめなかった。
(本当はずっとこうしていたいけど……)
「はい、息を吸ってください」
「カハアー、ヒュー、ヒュー、むぐ……」
少しだけサイトの首をしめる腕の力を緩め、またこめる。
これも宣言どおりに、シエスタは4時間もの間、サイトに一度たりとも失神を許さなかった。
体が痙攣し始めると、息を吸わせてやり、また絞める。
それをただひたすら繰り返したシエスタの執念はすさまじく、サイトの自我を崩壊させるのには十分だった。
永遠に続く苦しみ。
いつ終わるとも分からない恐怖と苦しみに、サイトの自我は崩壊を迎えつつあった。
「残念ですけど、今日はここまでのようです。もうそろそろルイズさんが帰ってきてしまいますから」
シエスタは名残惜しげにそう言うと、サイトの首を後ろから絞めながら、立ち上がった。
そして力の入らないサイトを半ば宙吊りの形で持ち上げて、ベットの方向へと運んでいく。
男一人の体重などもろともせず、シエスタは歩みを続ける。
そしてベットの近くにくると、サイトのことを開放してやり、自分はそのベットの上に座った。
4時間ぶりに開放されたサイトは、息もたえだえといったように地面にしゃがみこんで動けない。
その苦しげに悶えるサイトのことを、シエスタは嬉しそうにベットの上から見下ろしていた。
はあはあはあ、とひっきりなしに息をするサイトを、優しい顔をしながら見つめ続ける。
「サイトさん」
ビク。
名前を呼ばれただけなのに、サイトはすごい勢いで体を震わせる。
怯えきった表情。そんなビクついたままのサイトは、ベットに座るシエスタのことを見上げた。
「くす。本当に犬みたいですねサイトさん。ビクビク震えちゃって、可愛いですよ」
そう言いながら、シエスタは脚を組むために体を動かす。
ただそれだけの動作のはずなのだが、それに対してサイトは身をかばうように腕で顔のあたりをガードした。
怯えきったその様子。
眉は下がり、今にも泣き出しそうに瞳を潤ませている。
それを見て、シエスタは全身に喜びが突き抜けるのを感じた。
もう二度と私には逆らえない。命令どおりに行動する私だけの奴隷。
そんな思いを胸に秘めながら、そのひれ伏している男のことを上から見下ろすシエスタ。
メイド服から伸びるムッチリとした脚線美と、そのメイド服を突き破らんとしている大きな胸。
抜群のスタイルを持つそのメイドは、最後の仕上げをすることにした。
名実ともにサイトを自分の奴隷にするために。
こちらを怯えた表情で見上げてくる犬に、絶対の服従を誓わせるために。
「サイトさん。何か私に言うことがあるんじゃないですか?」
シエスタの言葉に、サイトはただビクビクと震えるだけである。
まったくシエスタが何を言っているのか分かっていない。
シエスタはそんなサイトの様子に、くすっと笑って、サイトの顎に脚をかけ、クイっと上に持ち上げる。
強制的に上を向かされたサイトは、楽しそうに笑うシエスタの目をみつめさせられる。
優越をもって男の目をみつめるメイドと、それを怯えた目付きで見返すことしかできない犬。
どちらに主従関係があるのかすぐに分かる今の2人。
シエスタは、尚もサイトの顎を片足で持ち上げながら、言葉を続ける。
「なんなら、私の部屋で続きをしてもいいんですよ?」
ビクっ、と震えるサイト。
その恐怖心が、シエスタが自分に何を言わせたがっているのかを知らしめることになった。
サイトは断るなんてことを連想することもなく、シエスタに服従の意思表示をすることにした。
じー、とこちらを見つめてくる自分のご主人様に、
「シ、シエスタ様の奴隷にしてください。お、お願いします」
「ふふふ、すごいですねサイトさん。一回で言えるなんて。私のことを呼びつけにしたりしたら、今度は私の太ももで首を絞めてあげようと思っていたんですが」
うふ、っと笑う。
妖艶な雰囲気。今のシエスタからはその年齢には似合わないほどの色気を撒き散らしていた。
「では忠誠を誓ってくださいね。サイトさんの精液でぐちょぐちょになった私の靴下、舐めて綺麗にしてくださいね」
シエスタの言葉に、サイトは言われるがままに脚を舐め始めた。
ぺろぺろと舌を出し、黒いソックスに染み付いた自分の精液を舐め取っていく。
シエスタはそれを嬉しそうにみつめ、うっとりとした表情でサイトの頭を撫でてやった。
こうしてサイトはシエスタの物になり、メイドの奴隷としての生活が始まったのである。
(終わり)
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